故人・ペットを遺骨ダイヤモンドで供養したい! 値段はどのくらい?

家族を失う悲しみからは誰しも逃れられません。せめて特別な供養をして気持ちを整理したいと思う人も多いのではないでしょうか。また、お墓を作れば承継を考えなければなりませんし、遺骨を納骨することが忍びなく手元に残しているケースもあります。これらの悩みを解消する1つの方法として「遺骨ダイヤモンドの製作」が挙げられます。

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遺骨ダイヤモンドを製作するにあたって、どのくらいの費用がかかるか気になるところです。今回は故人やペットを供養する遺骨ダイヤモンドの値段について説明します。

遺骨ダイヤモンドの値段は?

遺骨や遺灰からダイヤモンドの製作をおこなう事業者はいくつかあります。ここでは、各事業者が提示している遺骨ダイヤモンドの値段について紹介します。

遺骨ダイヤモンドの値段相場

遺骨ダイヤモンドの相場はおよそ30万~300万円(税込)で、値段は製作するダイヤモンドのサイズによります。サイズはカラット(ct)で示され、最小で0.10カラットまたは0.20ct、事業者によっては最大3.00ctを超える遺骨ダイヤモンドの製作も可能です。カラットは宝石などに用いられる重量単位で、1カラットは0.2グラムです。

ペットの遺骨ダイヤモンドの値段は?

ペットの遺骨ダイヤモンドも製作過程は変わらないため、基本的には人骨と同様の値段です。ペット向けに別サービスを展開している事業者の場合は、人の遺骨ダイヤモンドよりも低価格で提供しています。

遺骨ダイヤモンドの値段は何で決まる?

遺骨ダイヤモンドのサイズやデザインなどに要望があるのなら、予算は50万~100万円程度は見積もっておく必要があるでしょう。遺骨ダイヤモンドはサイズやカラーなどで細かく値段が設定されているためです。ここでは、遺骨ダイヤモンドの値段を決める要素について解説します。

遺骨ダイヤモンドのサイズ

前述したとおり、遺骨ダイヤモンドのサイズが値段のベースとなります。0.20~1.00ctの間で選択される事が多いですが、ジュエリー加工もおこないたい場合は適切なサイズを事前に確認しておきましょう。参考として、婚約指輪であしらうダイヤモンドの場合は平均0.3ctです。

サイズの目安は以下のとおりです。

カラット数 0.20ct 0.30ct 0.50ct 1.00ct
ダイヤ直径 3.8mm 4.4mm 5.1mm 6.5mm

遺骨ダイヤモンドのカラー

遺骨ダイヤモンドは着色をしなくても自然な色合いを持って生成されることがほとんどですが、事業者によってはカラーを指定できる場合があります。一般的にイエローダイヤモンドは値段が安い傾向にあるようです。人工的な着色をした遺骨ダイヤモンドには当てはまりませんが、天然ではレッドやブルーのカラーダイヤモンドは希少価値が高いとされています。

遺骨ダイヤモンドの加工

加工を一切おこなわずに原石のまま受け取れば、1割から2割ほど値段が安くなります。しかし、ダイヤモンドはカットを施したほうが輝きが増すため、ブリリアントカットやプリンセスカットを依頼するのが一般的です。

ジュエリーに加工して身につけたいのなら、追加料金を支払う必要があります。指輪やペンダント、タイピン、ピアス、ブレスレットなど事業者ごとに加工サービスはさまざまです。ジュエリー加工には10万~30万円かかります。

遺骨ダイヤモンドの製作技術

遺骨ダイヤモンドは人工ダイヤモンドとして生成されます。遺骨や遺灰は依頼者が提供するため、遺骨ダイヤモンドそのものに特別な原材料は必要ありません。原価はかかりませんが製作には高度な技術が求められます。遺骨ダイヤモンドの値段には製作技術料も含まれていると考えてください。

遺骨ダイヤモンドの製作期間

遺骨ダイヤモンドは主に海外の事業者によって製作されるため、完成までに数カ月かかります。その間、国内代理店や製造国のスタッフが多くかかわるわけですから、値段を安くするのは難しいものです。通常の人工ダイヤモンドなら数週間程度で生成できますが、遺骨ダイヤモンドにはより多くの手間と時間がかかる分、コストが高くなります。

遺骨ダイヤモンドの相場は100万程度|遺髪ダイヤモンドならよりリーズナブルに製作可能

遺骨ダイヤモンドは主にサイズ(カラット数)でベースの値段が決まります。ジュエリー加工の追加費用も合計金額に影響します。サイズやデザイン、ジュエリー加工をある程度自由に決めたいのなら、100万円以上の予算を見積もっておくのが無難です。ただし、同じサイズの遺骨ダイヤモンドでも事業者ごとに値段は変わります。

製作には少なくない出費をともないますから、希望に沿った遺骨ダイヤモンドを作ってくれる事業者を選びましょう。もし値段や期間が依頼する際のネックになっているなら、八街メモリアルダイヤモンドの遺髪ダイヤモンドをぜひ検討してみてください。値段は20万円(税抜)からと相場よりも安めで、製作期間も約1.5カ月なのでおすすめです。

 

メモリアルダイヤモンドをもっとリーズナブルに

遺骨ダイヤモンドや遺髪ダイヤモンドといった「メモリアルダイヤモンド」は、亡くした人やペットを供養するために製作されます。しかし、その値段は決して安いものではなく、予算のメドが立たずにあきらめてしまう遺族がいるのも事実です。

メモリアルダイヤモンドがもっと身近なものになることを目指して、八街メモリアルダイヤモンドはリーズナブルな値段で製作しています。ここでは、八街メモリアルダイヤモンドのコンセプトや製作方法、値段について紹介します。

八街メモリアルダイヤモンドとは

YACHIMATAメモリアルダイヤモンド

八街メモリアルダイヤモンドは日本製の遺髪ダイヤモンドです。製作は新光和株式会社がおこなっています。新光和はカメラの光学部品の製造メーカーで、厳しい品質基準が求められる大手カメラメーカーへ長年の納入実績があり、ダイヤモンドコーティングの高い技術と知見があります。

メモリアルダイヤモンドに使用される技術は「DLCコーティング」と呼ばれるものです。DLCとはダイヤモンド・ライク・カーボン(Diamond-Like Carbon)の略称で、ダイヤモンドと黒鉛(グラファイト)の中間に位置する性質を持つカーボン(炭素)を意味します。工業製品においては、素材の耐摩耗性や耐摩擦性をダイヤモンドに近いレベルまで近づけることができます。

現在の日本では核家族化が進み、多様な生活スタイルが定着しています。特に近年は新型コロナウイルスのまん延防止措置の影響もあり、家族と会えないまま長い期間が経ってしまっているという人も多いのではないでしょうか。そんな時代にこそ「こころのつながり」を埋めるものが大切だと考え、八街メモリアルダイヤモンドが開発されました。

八街メモリアルダイヤモンドの製作

八街メモリアルダイヤモンドは髪の毛や体毛から炭素を抽出し、ダイヤモンドの表面に成膜加工して作られる、世界にたった一つの合成ダイヤモンドです。10〜20gの遺髪があれば美しいメモリアルダイヤモンドが完成します。遺髪の量が不足している場合は家族数人分の髪の毛を混ぜたり、遺品(衣類など)を加えたりしても製作可能です。

まず、遺髪に管理番号を付け、加工しやすい形状に切り取ります。このとき、土台となる天然ダイヤモンドのシリアル番号を確認して遺髪とセットにしておくため、取り違えなどが起こらないため安心です。遺髪から炭素(DLC)が抽出・生成できたら、土台の天然ダイヤモンドにコーティングを施します。

一般的な遺骨・遺髪ダイヤモンドに比べ、完成までの期間が短いのも八街メモリアルダイヤモンドの特長です。DLCコーティングを採用していること、国内工場で加工されていることなどから短納期を実現できます。遺髪の受け取りから完成品が手元に届くまで約1.5カ月です。

八街メモリアルダイヤモンドの値段

八街メモリアルダイヤモンドの定価は20万円(税抜)です。基本サイズは0.30カラットですが、異なるサイズにも対応できるので希望があれば相談してみるとよいでしょう。カットの種類はダイヤモンドが最も輝くといわれるブリリアントカットです。ジュエリー加工などへの対応もあります。

YACHIMATAメモリアルダイヤモンドでは、DLCコーティングにより遺髪水晶(メモリアル水晶)の製作も可能です。仏壇に供えるのならダイヤモンドよりも球体の水晶のほうがふさわしいかもしれません。サイズは直径10mm、30mm、40mmがあり、それぞれ8万円(税抜)、12万円(税抜)、15万円(税抜)です。

 

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