遺髪ダイヤモンドと遺骨ダイヤモンドとの違い|どちらを選ぶべき?
ライフスタイルの変化や価値観の多様化により、新しい供養のしかたが登場してきました。メモリアルダイヤモンドの製作もその1つといえます。メモリアルダイヤモンドとは、主に遺骨・遺灰から作られる人工ダイヤモンドのことです。
遺骨ダイヤモンド以外にも遺髪ダイヤモンドがあります。材料が遺骨と遺髪で異なれば、ダイヤモンドにも違いが出るのかどうか気になるところでしょう。今回は遺髪ダイヤモンドと遺骨ダイヤモンドの作り方やメリット・デメリットを解説し、両者の違いを説明します。
遺髪ダイヤモンドとは
遺髪ダイヤモンドは、亡くなった人の遺髪を材料にして作られるダイヤモンドのことです。ヘアーダイヤモンドとも呼ばれます。世界的には火葬をおこなわない国や地域もあり、遺髪ダイヤモンドのほうが好まれるケースがあります。日本でも、遺髪でメモリアルダイヤモンドの製作を希望する人が増えてきました。
遺髪ダイヤモンドの作り方
遺髪ダイヤモンドは遺髪から炭素成分を抽出し、ダイヤモンドに加工したものです。必要な遺髪の量は10~20グラム程度で、遺骨に比べると少ない重量ですみます。髪の毛には骨よりも含まれる炭素の量が多いためです。もし遺髪の量が足りない場合には、家族の髪の毛を足して作ることもできます。ダイヤモンドのクオリティや選べるカラット数は遺骨で製作する場合と変わりません。
八街メモリアルダイヤモンドでは、DLCコーティングによって遺髪ダイヤモンドを製作します。DLCコーティングは工業製品の表面処理に使われる先端技術で、低摩擦性や耐摩耗性、耐薬品性、絶縁性といった性質を付加することが可能です。DLCコーティングを応用した八街メモリアルダイヤモンドは、リーズナブルな価格かつ短納期で遺髪ダイヤモンドをお届けします。
遺髪ダイヤモンドのメリット・デメリット
遺髪ダイヤモンドの製作には遺骨が不要です。すでに納骨してしまったが遺髪は手元にある場合や、遺骨に手を加えたくない場合でもメモリアルダイヤモンドを作ることができます。生前に作っておき、遺族へ形見として残すことも可能です。
遺髪ダイヤモンドには髪の毛が必要なため、高齢などで故人に毛髪がほとんどなかった場合には作ることができません。ただし、八街メモリアルダイヤモンドのDLCコーティングを用いれば、故人が愛用していた衣服などの遺品からもメモリアルダイヤモンドの製作が可能です。
遺骨ダイヤモンドとは
遺骨ダイヤモンドは「亡くなった人をいつまでも身近に感じていたい」という遺族の想いをカタチにしたものです。ジュエリーに加工すれば身につけることも可能なため、手元供養の新しい方法として注目されています。
遺骨ダイヤモンドの作り方
遺骨ダイヤモンドと遺髪ダイヤモンドの作り方は基本的に同じです。遺骨ダイヤモンドは火葬後の遺骨から炭素を取り出し、高温高圧をかけて人工的にダイヤモンドの原石を生成します。天然のダイヤモンドと生成過程は異なりますが科学的な性質は変わりません。
まず、ダイヤモンド製作に十分な炭素が含まれているか遺骨を分析・検査します。炭素量の確認ができたら遺骨から炭素を抽出し、黒鉛に変換する処理をおこないます。この時点での炭素含有率は95%以上です。その後、黒鉛に高温高圧をかけて核となる物質に付着させ、ダイヤモンドの原石を生成します。
要望に応じて原石をカット・研磨したりジュエリーに加工したりします。原石のままで受け取ることも可能です。品質検査や保証書の発行を経て、依頼者の元へ届けられます。遺骨ダイヤモンドは国外での加工がほとんどで、製作には数カ月かかることに留意しておきましょう。
遺骨ダイヤモンドのメリット・デメリット
遺骨から作られるため、遺髪ダイヤモンドよりも「故人の分身」であることが強く感じられるかもしれません。また、遺骨に含まれる成分によって青みがかったりするなど色合いに個性が出やすいのも特徴です。
一方で、いくら価値の高いダイヤモンドになるとはいえ、遺骨を物へと作り変えることに抵抗感を持つ人もいるでしょう。また、ダイヤモンドの盗難にあってしまったら遺骨を盗まれたのも同然ですから、遺髪ダイヤモンド以上に悔やむ人が多いのではないでしょうか。
遺髪ダイヤモンドと遺骨ダイヤモンドの違い
メモリアルダイヤモンドを製作したいときに、遺髪ダイヤモンドと遺骨ダイヤモンドのどちらを選択するかは悩ましいものです。遺髪か遺骨かという原料以外に、どのような違いがあるかを知っておけば判断の助けとなります。ここでは、どちらを選ぶか判断の助けとなるよう、心理的ハードル、製作費用や製作期間について説明します。
心理的ハードル
遺髪も遺骨も故人の身体の一部ですから、どちらも大切で尊重すべきものです。しかし、髪の毛と骨で比べると、やはり骨を加工することには抵抗感を持つ人が多いでしょう。事前に故人みずから遺骨ダイヤモンドの製作を願っていたのならまだしも、後から遺族が思い立って作ろうとする場合には「本当に遺骨ダイヤモンドを作ってもよいだろうか」と思い悩むケースが少なくありません。
したがって、遺髪ダイヤモンドを製作するほうが心理的ハードルはいくぶん低いといえます。また、遺骨ダイヤモンドは数百グラムを必要としますが、遺髪の場合は10グラム程度の毛髪でも製作可能です。遺髪を多めに残してあるのなら、その一部を使うだけですみます。
火葬の後にすぐメモリアルダイヤモンドの製作依頼をする場合は、処分してしまう遺骨や遺灰を利用することができます。「処分するぐらいなら何かカタチに残しておきたい」と考えて遺骨・遺灰ダイヤモンドを作るのなら、あまり抵抗感が起こらないかもしれません。
製作費用
遺髪か遺骨かにかかわらず、メモリアルダイヤモンドの値段はカラット数で変動します。0.2カラット前後で30万~50万円前後です。サイズが大きいものほど高くなり、1カラットを超えると200万円以上かかります。カット・研磨をせず原石のままで受け取る場合は少し安くなりますが、ジュエリーにしたいときは別途の加工費用が必要です。
YACHIMATAメモリアルダイヤモンドでは遺髪から生成したダイヤモンドを、土台となるダイヤモンドにコーティングする技術を応用して加工します。そのため、0.3カラットの遺髪ダイヤモンドを20万円(税抜)から製作可能です。
製作期間
一般的な遺髪ダイヤモンドと遺骨ダイヤモンドは、両方ともアメリカやスイスといった海外での製作が主流です。日本の代理店が受注してから遺骨や遺髪を海外へ輸送し、ダイヤモンド生成後に返送されるため時間がかかります。申込みから完成品が手元に届くまで早くても3~4カ月ほど、業者によっては1年近く要することもあります。
製作期間が長いことが不安要素になっている人には、八街メモリアルダイヤモンドがおすすめです。中間業者なしに国内工場で製作できることや、DLCコーティングの技術に長けていることから、短納期での製作を実現しています。遺髪受け取りから1.5カ月程度で、遺骨ダイヤモンドに加工してお届け可能です。
遺骨の加工を迷っているなら遺髪ダイヤモンドを検討してみよう
メモリアルダイヤモンドは手元供養の新しいスタイルとして注目されています。その輝きを見つめれば、生前の故人の姿があざやかに思い出されることでしょう。指輪などのジュエリーとして身につけて生活を共にするのも素敵な供養になります。
しかし、製作費用と製作期間がかかることや、遺骨を加工することへの抵抗感などから、遺骨ダイヤモンドの製作をためらう人もいるかもしれません。
YACHIMATAメモリアルダイヤモンドは、遺髪や遺品から抽出した炭素をダイヤモンドに生成し、DLCコーティングによって加工します。これにより、リーズナブルな価格を実現すると同時に他社よりも短期間でお届けすることが可能です。
もし遺骨ダイヤモンドを作ることに迷いがあるなら、ぜひ八街メモリアルダイヤモンドの遺髪ダイヤモンドを検討してみてください。