【お墓のいらない供養】ダイヤモンド葬とは|向いているケースや値段を解説

ライフスタイルが多様化し、伝統的な葬儀や供養をおこなうのが難しいと感じる人が増えてきました。日本トレンドリサーチが2022年4月23日におこなった「墓じまいに関するアンケート」の調査結果によれば、「墓じまいをしたことがある」と回答した人の割合は6.8%にとどまったものの、墓じまいをしたことがない人のうち20.3%は「検討したことがある」と答えています。

 

今後、墓じまいを検討・実施する人が増えてくることでしょう。新しい供養のしかたを模索する中で、その候補の1つとなりうるのが「ダイヤモンド葬」です。今回はダイヤモンド葬とはどのような葬儀か、どのような人に向いているのか、どのくらいの値段かを解説します。

ダイヤモンド葬とは

2000年代の初めに、海外で遺骨を人工ダイヤモンドに加工するサービスが始まりました。日本でも2005年頃から国内支社を通じて、遺骨ダイヤモンドの製作依頼が可能になっています。

遺骨ダイヤモンド・遺灰ダイヤモンドで供養

ダイヤモンド葬とは、故人の遺骨や遺灰から生成したダイヤモンドを手元に置いて供養する方法です。指輪やブレスレット、ペンダントにして日々の生活で身につけ、故人を偲ぶこともできます。転居・引っ越しのときに、墓地や仏壇のことを考えなくてすむのもダイヤモンド葬のメリットです。

管理者の高齢化や継承者の不在といった問題により、管理が難しくなったお墓が増えてきています。管理を代行してもらう場合には費用がかかりますが、ダイヤモンド葬ならそのような負担は一切不要です。

また、墓じまいの際には遺骨を処分しなければなりませんが、故人の墓石も遺骨もなくしてしまうことに踏み切れない人もいるかもしれません。ダイヤモンド葬では、納骨されていた遺骨もダイヤモンドに加工でき、複数の故人の遺骨を1つのダイヤモンドにすることも可能です。

遺骨ダイヤモンド・遺灰ダイヤモンドの作り方

ダイヤモンド葬を専門業者に依頼した後は、遺骨・遺灰ダイヤモンドの製作・配送を待つことになります。海外の工場に送られた遺骨や遺灰、遺髪は、次の5つの工程を経てダイヤモンドへと姿を変えます。

1)分析・検査

遺骨・遺灰・遺髪の成分を分析・検査します。ダイヤモンドに加工するために十分な炭素が含まれているか、事前に把握するためです。希望サイズにもよりますが、遺骨の場合は数百グラムが必要だとされています。

2)炭素の抽出

遺骨・遺灰・遺髪から炭素を抽出します。高温処理や物理的処理など、抽出方法は業者によってさまざまです。

3)グラファイトを精製

グラファイトとは黒鉛ともいいます。熱処理で不純物を除去した、規則的な配列をしている炭素原子の結晶体です。

4)ダイヤモンドの生成

グラファイトから高温高圧法でダイヤモンドを生成します。5万気圧と1300度という高温・高圧をかけながらも、圧力と温度を繊細にコントロールする必要があります。

5)カット・研磨

生成されたダイヤモンドの原石をカット・研磨する工程です。ブリリアントカットなどでダイヤモンドの美しい輝きを生み出します。指輪などのジュエリーで提供を希望した場合は、さらに製作工程が追加されます。

ダイヤモンド葬が向いているケース

ダイヤモンド葬は注目されつつある新しい葬儀の形です。しかし、身近な例がまだ少ないことから、ダイヤモンド葬でうまくいくか心配な人がいるかもしれません。ここでは、ダイヤモンド葬が向いているケースを説明します。

墓じまいを検討している

ダイヤモンド葬は遺骨の埋葬する場所が不要なため、墓じまい後の供養方法に向いている供養方法です。自分の子どもに管理の負担をかけたくないと考え、新たなお墓も作るつもりがないという人にもおすすめです。将来のお墓の問題を心配せずにすむため、精神的な負担も軽減されます。

永代供養や散骨を予定している

昨今では故人が生前に持っていた希望に沿って、遺族が永代供養や散骨をおこなうケースが増えています。ただ、遺志を尊重したいといっても、お墓のように遺族側に残るものがないまま故人とお別れをするのは辛いと感じるかもしれません。遺骨や遺髪をメモリアルダイヤモンドとして手元に残せるなら、その辛さをいくらか和らげることができるでしょう。

故人との絆を感じていたい

お墓があるかどうかにかかわらず、いつでも故人との繋がりを感じたい、記憶を思い出したいという人もいるでしょう。遺骨・遺灰ダイヤモンドをジュエリーに加工して身につけることで、故人との絆を感じながら前を向いて生きてゆけるはずです。

ペットの供養にも

亡くなったイヌやネコをダイヤモンド葬で供養することも可能です。ただし、人間より遺骨や遺灰の量が少ないため、毛も使ってメモリアルダイヤモンドを生成することになります。ダイヤモンド葬をする場合は、火葬前にペットの毛を手元に残しておきましょう。

ダイヤモンド葬の値段

ダイヤモンド葬の値段は、基本的にメモリアルダイヤモンドの加工にかかる費用を意味します。ここでは、遺骨・遺灰ダイヤモンドの製作費と、YACHIMATAメモリアルダイヤモンドの製作費を紹介します。

遺骨ダイヤモンド・遺灰ダイヤモンドの平均的な製作費

遺骨・遺灰ダイヤモンドや遺髪ダイヤモンドは、サイズ(カラット数)でベースの値段が決まります。加工する業者によって同一サイズでも製作費は異なりますが、目安としては0.30カラット前後のカットダイヤモンドで60万~100万円です。1.00カラット前後の大きなメモリアルダイヤモンドの製作費は、200万~300万円にもなります。ジュエリー加工をする場合は、その加工費用が別途加算されます。

YACHIMATAメモリアルダイヤモンドの製作費

遺髪から抽出・生成した炭素をダイヤモンド化させてコーティングする「YACHIMATAメモリアルダイヤモンド」は、ダイヤモンド葬に新しい価値を提供します。

YACHIMATAメモリアルダイヤモンドのサイズは0.30カラットの1種類ですが、製作費は35万円~(税抜)と相場の半額程度です。天然ダイヤモンドにDLCコーティングを施すという特殊技術により、低価格を実現しています。

遺髪ダイヤモンドを水晶にコーティングした「メモリアル水晶」なら、さらにリーズナブルで、最大の40mmサイズでも15万円(税抜)です。

 

サイズ 製作費
メモリアルダイヤモンド 0.30カラット 350,000円~(税抜)
メモリアル水晶 10mm 80,000円(税抜)
30mm 120,000円(税抜)
40mm 150,000円(税抜)

YACHIMATAメモリアルダイヤモンドでダイヤモンド葬

ダイヤモンド葬は遺骨や遺灰をダイヤモンドにする供養方法で、墓じまいや散骨などを検討している人から注目を集めています。お墓を新しく作りたくない人にとっても、ダイヤモンド葬は魅力的に思えるかもしれません。指輪などのジュエリーとして身につけて日常生活の中で故人との絆を感じるといった、従来の型にとらわれない供養方法でもあります。

 

ダイヤモンド葬に興味を持つ人は増えてきています。しかし、「遺骨・遺灰ダイヤモンドの製作費が高い」「製作期間が長い」といったネックがあるため、あきらめてしまう人も少なくないでしょう。YACHIMATAメモリアルダイヤモンドは低価格・短納期でメモリアルダイヤモンドやメモリアル水晶を提供できます。ダイヤモンド葬をご検討中なら、ぜひ新光和までお問い合わせください。